2ニホンアナグマの生態
3ペットとして飼うことができるか?
4まとめ
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このニホンアナグマ、里山に棲息しているようですが、ほとんど知られていませんね。そこで、生態について調べてみることにしました。
http://www.hokusetsu-ikimono.com/iki-h/anaguma/070816anaguma-03.JPG
ニホンアナグマは写真でみるとタヌキそっくりですね。
2ニホンアナグマの生態は
ニホンアナグマは、食肉類、食肉目イタチ科アナグマ属に分類されています。生息地は本州、四国、九州の里山に広く分布し、体長は40㎝から50㎝程。
体重は4キロ~12キロぐらいなので、猫とよく似た大きさですね。
体系はタヌキそっくりで巣穴をほって生活します。
http://www.pz-garden.stardust31.com/syokuniku-moku/itati-haiena-ka/photo/nihin-anagumaWM%20(3).jpg
エサはミミズやコガネムシの幼虫で土を掘って食べるそうです。
ある種のニホンアナグマは危険を察知すると擬死、つまり『タヌキ寝入り』をして、薄目を開けて動かずじっとしているそうです。
タヌキ寝入りって本当にあったんですね!言葉の由来が本当だったとは知りませんでした。
また、タヌキ・ムジナ・ハクビシン・ニホンアナグマは外形がそっくりなので、タヌキのことをムジナってよんだりしたそうです。
だから「同じ穴のムジナ」っていう言葉がありますね。
日本昔話にある「かちかち山」に出てくるタヌキも実はタヌキではなくニホンアナグマだったのではないかと言われているようです。
http://articleimage.nicoblomaga.jp/image/64/2014/e/5/e5bd080a4f34b8eb3c16557dce44f2606e9e52731405115079.jpg
3ペットとして飼うことができる?
視力があまり良くないために、里山に近い場所では人に近づいてくるそうなので人懐っこいのかと思いきや、実は性格は獰猛なんだそうです。
また、ため糞といって、糞をする場所はいつも同じ場所なんだそうです。
やはり飼うのは難しいってことですね。
最近の話題では、九州でクマの目撃情報が見かけなくなったようですが、
ニホンアナグマをクマと間違えられて報道されたりしています。
☆追記
飼育に興味のある方が多かったので追記します
希少野生動植物種では禁止されていないので飼う事は問題なさそうです。
ちなみに哺乳類で禁止されているのは以下の5種です。
【哺乳類5種】
イリオモテヤマネコ
ツシマヤマネコ
ダイトウオオコウモリ
アマミノクロウサギ
オガサワラオオコウモリ
ニホンアナグマは含まれていないため、飼うこと自体は法律違反ではないようです。
現時点で環境省の絶滅危惧種(レッドリスト)の対象にもなっていないようですが、改正がいつ行われるか分かりません。
参考
⇒環境省 生物多様性情報システム
また、行政への届出も不明確な規定が多いため、もし飼われるなら、まず行政に問い合わせをすることをおすすめします。
情報が少なくてスミマセン<(_ _)>
4まとめ
いかがでしたか?
ニホンアナグマについて今回調べて初めて分かったことは、以外と身近にいるんだなーということです。
本州、四国、九州の里山でひょっとすると遭遇することがあるかもしれませんね。
でも、獣害で悩まされている地域もあるとか・・・。
人間との共存は大変なんだなーって考えさせられました。
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