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ネット上の人権侵害が、過去最高となったそうですが、
この問題は決してなくならない気がします。

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ネットは誰もが利用できて便利な一方、
匿名性が高いので、つい気軽な気持ちで
誹謗中傷ができてしまいます。

誹謗中傷して、相手をけなしたり、
自分の主張を正当化させたりするのです。

本来対面では言えないことでも、
ヤスヤスと言えたりします。

なぜこうなったのか。
その理由を考えると・・・

戦時中は、言いたいことが言えなかった。
それも、戦争反対と言うものなら、
逮捕されるほどです。

それが、戦後一気に民主化して、言いたいことが
言えるようになってきました。

それでも、インターネットの無い昭和時代には、
意見を持っていても対面で話会うしかなく、
皆同じ意見でないと、仲間外れになってしまいます。

それが、IT化でインターネットの普及とともに、
掲示板等の匿名で書き込める場所ができました。

その結果、今まで言えなかった意見が一気に顕在化
したのではないでしょうか?

匿名だから自分が誰かも知られない・・・
そんな架空の自分だからこそ、
とんでもない暴言が許されるのです。

それと相まって、
今までは人目を気にして「恥ずかしい」
という感情が下品な行動を謹んでいたのに、
今では、近所に誰が住んでいる
かもわからない状態になっています。

そんな、ある意味「匿名」の状態では、
下品な行動をしたところで、
咎めるものがありません。

そんな「匿名」の状態が継続する限り
自己中心的な主張が無くなることはありません。

まして、それを見て育った子供は尚更です。

その結果ネットの人権侵害が増加していると思います。

この人権侵害は法律で規制したとしても効果は薄いと思います。
なぜなら、インターネットで自由にものが言える
というのは、民主主義として当然だという意見が
あるからです。

ということで、長々説明しましたが
結局ネット上の誹謗中傷は無くならないという理由です。

(あくまで個人的な意見なのでご了承ください)

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